崩壊が止まらない

1947年製 D’ANGELICO NEW YORKERのピックガードの崩壊が止まりません。

見出しの通りの状況です。
オールドギター愛好家の方にとっては、ありふれた日常なのでしょうが、朽ちていく様を愉しむ所までは、自分自身まだまだ達観できておりません。

しかし不思議なもので、もっと以前に作られたギターのものでも、ここまで朽ちていない個体も数多く見受けられます。
保管状態なのか、それとも当たり外れなのか、或いはその両方なのか。

ともかく、私の個体は”外れ”でした。

10年前は反りはあっても、ここまで斑らに、そしてひび割れが目立つ状態ではありませんでした。

裏面もこんな感じです。
ピックアップをマウントした形跡があるのですが、手に入れた時には既に外された後で、その詳細は不明です。

ポロポロと黒砂糖の様な見栄えに。

それに対してバインディングは本体の変形に引っ張られてはいるものの、原型を留めております。

古いセルロイドは、光や酸素などの影響でセルロースと硝酸に分解され、またその時に発生する強酸性のガスにより、周囲のものを傷めてしまいます。
ですので、金属パーツや塗装面を傷めないためにも、可能であればオールドギターにはレプリカを装着するか、ピックガードを外しておくことをお勧めします。

諸行無常。

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