14年ぶり、2度目の弦交換です。
前回(初)はブリッジの位置ずれを気にした為、弦を1本ずつ交換するスタイルだったのですが、今回は一気に全交換のストロングスタイルで臨みます。
って、弦交換如きに大袈裟でしょう。
私にとってはそれだけ面倒な作業なのです。(嫌いじゃないが)
久々にケースを開けるので状態確認から
付属のCaltonケース、ガチッとしていて本当に好きです。
お金が減らない口座があれば、手持ちのギター全てに充てがいたいです。
さて、ギターの状況ですが、さすがはエリクサーというところでしょうか。
巻き弦は軽い変色こそあれど、黒ずみは皆無。コーティングの加水分解もなく、手触りもサラサラそのものです。
プレーン弦はさすがにザラザラとしております。
画像の圧縮の具合で少し弦が変に見えますが、綺麗な色でしょう?
フレットも14年間まったく弾いていなかったので、つるつるです。
弦やブリッジ、テールピースにエンドピンも外していきます
元々緩めていた弦をさらに緩めて切っていきますと、3本目あたりからテールピースが持ち上がっていきます。
これには、全て切り終わるとテールピースがボディに倒れると思ってクロスでサポートしていたのに拍子抜けです。
弦に引っ張られていない状態のエンドビンはスルスルのスカスカでした。
また、今まで外したことのなかったテールピースやブリッジですが、裏側には私の名前や取り付けの向きが彫られていたり、また白チョークで走り書きがあったりと、15年目にして初めて気付く事も多く、このギターに対する愛着がより増しました。
弾かなくても愛着って増すものですよ。笑
フレットバターのつもりがオイルを塗ってしまう
しかし、よく見ると弾いていないのに、フレットが汚れています。
これはフレットバターの時間ですね。
っと思っていた矢先、ついつい流れでオイルを塗ってしまったので、フレットバターはもう少し指板が落ち着いてからにします。
あまりゴテゴテするのが嫌なので。
塗ったオイルはこちらです。
そもそも弾かないのなら弦なんか張る必要あるのか?
この様に弦を張っているだけでフレットが汚れるのなら尚更です。
弦は外して保管するべきではない、という意見が多いですが、私もそれには賛同するところはあります。
だってハードケースを開けてこんな感じだとちょっとテンション下がりますもん。
↓やっぱりこうなっている方がテンションアップです。↓
しかし、弾きもしないものに弦を張るのは些か、、、という貧乏根性は常に疼いております。
指板の手入れも弦が張ってない方がやり易いので。
弾かないのなら指板の手入れはいらないのでは?と思われるでしょう。
でも、弾かないから指板の油分が足りなくなる、という事もあるのです。(笑)
とりあえず、今回の弦交換は収穫の多いものとなりました。愛着も増しましたし。
次回はフレットバターで。
翌日フレットバター実行しました。
これが第5回フレットバターとなります。(第4回はサイレントギターに使いました)
今回もですが、綺麗なギターに使っても感動は薄いですね。
早く「指板お手入れオイル3種」の件を片付けて、ギタレレに使いたいものです。