2026/7/12
D’Angelicoは「ディアンジェリコ」か、「ダンジェリコ」か。イタリア語のエリジオン(elisione)と日本で定着した表記をもとに、このサイトで採用する読み方を整理しました。D’Aquistoとの比較も交えながら考えます。Continue reading «D’Angelico、今さら何と読むべきか»
Archtop Archive Benedetto Archive
90年代Benedettoのブレーシング傾向――ログブックに見るXブレイスの位置づけ
2026/7/9
90年代Benedettoについて調べていると、どうしても外観から受ける印象に引っ張られます。 ManhattanやCremonaは、いかにもBenedettoらしい現代的なアーチトップ。対してFratelloやLimeliteは、トラディショナルなピックガードの形もあって、より古典的な方向のモデル。さらにLa Veneziaは、装飾を削ぎ落としたアコースティック・アーチトップの極み。 なんとなく、そんなふうに見ていました。 そしてその印象から、FratelloやLimeliteはパラレル・ブレイスが比較 ... Continue reading «90年代Benedettoのブレーシング傾向――ログブックに見るXブレイスの位置づけ»
2026/7/7
ギター界隈の皆さん、こんな噂を聞いた事ございませんか? ”新品のマーチンは数年以内にくびれのバインディングが浮いてくる” 私は聞いた事ありませんでした。 でも、ごく最近、とある筋から入ってきた話、しかも信ぴょう性の高い情報源から聞いてしまった。 御多分に洩れず 若かりし日、自動車の運転免許を取った時、自分は事故なんか起こさない特別な人間なんだ、と何の自信なのか分からないのですが、本気でそう思っていました。 そして取得から3ヶ月後、接触事故を起こしました。家のすぐ近所で。 それ以来、世の事件、事故、それらに ... Continue reading «マーチンのバインディング浮き、ついに我が身にも»
2026/7/4
90年代の残光と、その後のBenedetto 〜Savannahで失われたもの、残されたもの〜 はじめに 実物を見ていない者が、何を語れるのか 最初に、大切なことを書いておきたいと思います。 私は、Savannah製のBenedettoを実際に弾いたことがありません。 それどころか、実物を目にしたことすらありません。 なかなか堂々としたものですが、そこを曖昧にして、さも知っているように語るよりは、まだ幾分ましかと思います。 ただ、見てもいないし弾いてもいないくせに、Savannah以後のBenedetto ... Continue reading «90年代の残光と、その後のBenedetto»
Fenderの裁判結果に思うこと。ギターの形は誰のものなのか。
2026/6/29
Fenderの裁判結果に思うこと。ギターの形は誰のものなのか。 対岸の火事、なのか 我々アーチトップ界隈の人間にとって、Fenderの裁判結果など、基本的には対岸の火事だと思います。 Stratocasterの形状がどうした。ストラトタイプの販売がどうした。 こちらは相変わらず、fホールの縁を眺め、リカーブの陰影に妙な感情を抱き、バインディングの黄ばみにまで時間の重みを見出しているのです。 まったく平和なものです。 実際、アーチトップとストラトタイプでは、そもそもの市場規模がまるで違います。コピー品の流通 ... Continue reading «Fenderの裁判結果に思うこと。ギターの形は誰のものなのか。»
2026/6/27
1947年製 D’Angelico New Yorker のリペアが完了しました。 ↓リペアに至る経緯↓ Archtop Archiveニューヨーカー、リペアに出す事に。🕒️2026-05-08New Yorkerですが、ヘッドくびれのバインディングがポロポロと崩れ出したので、一念、リペアに出す事にしました。最近ギターを壁掛けにしたことも原因の一つではないかな、と思っているのですが、今後も同じように運用したいのでこのままにしておく手はありません。しかしこの18"ボデ ... Continue reading «New Yorker リペア完了»
2026/6/24
まず最初に言っておきます。 今回は、いわゆる魔改造ではありません。 どちらかといえば、改良寄りの小さな改造です。 辻四郎ネタということで、もっと派手な展開を期待された方には申し訳ありません。 Buscarino Virtuosoのテールピース、しかもテールガット仕様のものが余っていたので、それを取り付けてみる案もありました。 或いは、Xブレーシングをぶち抜いてビルトインのハムバッカーを載せる、などという、誰もが一度は考える(?)楽しい悪だくみも一応は頭をよぎりました。 しかし、このギターは、故・寺井豊氏の ... Continue reading «辻四郎【GEM-B】30年目の改造。»
2026/6/22
遂にギターアンプを買いました。 以前、自分用のギターアンプが欲しい、というようなことを書いておりましたが、ついにその時が来たわけです。 Archtop Archiveギターアンプを買いたい🕒️2026-06-0720年ほど前、当時私の生徒だった子に Fender Blues Junior を譲りました。その後、新たに AER BINGO2 を手に入れたため、「まあアンプはこれで十分だろう」と思っていたのですが、現在、それがどこにも見当たらない。おかしい。当時、父がタカミネのエ ... Continue reading «ギターアンプを買いました。»
2026/6/15
「〇〇だけで酒が飲める」という比喩表現を、よく耳にします。 たとえば、文具好きなら、万年筆を眺めているだけで酒が飲める。 時計好きなら、機械式時計のムーブメントを眺めているだけで酒が飲める。 そして我々ギターマニアなら、アーチトップのリカーブを眺めているだけで酒が飲める。 少し「リカーブ」は攻めすぎた気もしますが、言いたいことは伝わるのではないかと思います。 この表現、よく考えるとなかなか面白いものです。 「酒が飲める」と言っているからといって、実際に酒の話をしているわけではありません。 言いたいのは、そ ... Continue reading «「〇〇だけで酒が飲める」とは何なのか?»
2026/6/12
値上げ、値上げ、また値上げ。 世の中のあらゆるものが、こちらの財布事情など知ったことかと言わんばかりに値を上げていく一方で、こちらの給料は、自分の実力不足もあり、なかなか思うようには増えてくれません。 以前なら、ある程度の周期で買い替えていたスマホやPCも、今では「まだ動くなら使える」と自分に言い聞かせながら、朽ち果てる寸前まで使い続けるようになりました。 そんな折、ふと思い立って、近年すっかり追いかけることを怠っていたバスカリーノのサイトを覗いてみました。 きっかけは、実に邪な好奇心です。 「今、彼にソ ... Continue reading «BUSCARINO 値上げ»
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