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ギターを壁に掛ける事にしました。

この度、念願であったウォールギターハンガーを導入しました。
壁掛けってやつです。

皆さん、ギタースタンド、足で引っ掛けて倒しそうになったことってありませんか?
僕はまだありません。
ただ、床掃除の時に邪魔なのと、置き場に気を使う煩わしさは以前から感じておりました。
でも動機の一番はそこじゃありません。
ギターショップの壁面に並ぶギターに心躍らされる一時、そのエッセンス、一片が自宅でも味わえれば、と以前からウォールギターハンガーに憧れがあったもので、この度一念発起した訳です。

我が家のケース

早速ですが我が家のケースです。
壁の構造などは他のサイトで事細かに語られていますので端折ります。
決して面倒だからじゃなく、日本家屋の一般的な壁の構造を図解するところから作成していたのですけど、だらだらの長くなってしまったのでズバッと消しました。
間柱(まばしら)ツーバイ材、455mm、とか用語の説明を私のだらしの無い文章で皆さん読みたくないでしょうし。

ギターハンガーの設置場所、その高さや間隔など

我が家の設置場所は天井が低く、また狭い空間なので沢山の数を設置することができません。
無理して壁面一杯にハンガーを設置することも出来なくはないのですが、私のギター達、当初はアーチトップがコンセプトだったはずが、気が付けば尖ったソリッド、ニューヨーカースタイル、出所不明のクラシックギターなど、玉石混交のコレクションとなってしまっております。
それらを並べ散らかすよりは、床間の掛け軸のように、季節に合わせて少数を入れ替える方が部屋のサイズにも合っているし良いかな、と。

といいますか、諸事情からギターハンガーの個数が決まっており、その数から設置場所も決めました。後にご説明いたします。

天井が高い部屋の場合

並べる高さは天井が高い部屋でしたら地上から何mmという決め方が無難ですかね。
高くしすぎるとギターを吊る時にボディを持って引っ掛けなくては届かなくなります。(通常はネックを持ってでしょう)
何が問題かと言いますと、ボディの縁に手垢がつくので気になる人はギターを掛ける時手袋必須となるのです。
ハンガーに吊った状態でギターを磨くのは落下の危険性がありますのでやめましょう。

普通の天井高のお部屋の場合

天井高2300mm前後の場合、地上1900-1950mm辺りで如何でしょう。この高さがありますと隙間を使えばギリギリ2列にも掛けることができますし、その辺りの発展性もあります。
2列にしなければギターの下にはツインリバーブやJC120サイズのアンプは勿論、800mm前後のキャビネットも楽々置くことができます。
しかしながら、床置きのギタースタンドを下に置くには高さが足りません。ギタースタンドを前に出すか、ギター間にヘッドが来るように配置の工夫が要ります。

また、天井基準で決められる方、ギターをハンガーに掛ける時、天井にヘッドをぶつけないか毎回気を使うのは地味にストレスですので、天井から300mmを一つの基準としてみてください。
12弦ギターや8連ペグの8弦ギターでも最小限のストレスで済むと思われます。
ちなみに我が家は天井高が低いため天井から260mmになりましたが、6弦のギターのみですので問題は出ておりません。

また、ギターハンガーを複数取り付ける場合、高さは多少揃わなくても意外と気になりません。

勿論、全て同じモデルの色違い、といった並びでしたら僅かなズレも目立つかも知れませんが、実際にはヘッド形状もボディサイズも様々です。
アーチトップ、ソリッド、エキストララージボディ(笑)、それぞれが少しずつ違う輪郭を持っていますので、多少の高さの違いは自然と部屋の風景に馴染んでくれます。

むしろ整然と揃え過ぎるより、少し呼吸感があった方が、壁に掛かった楽器達もどこか自然に見える気がしています。ビシッと揃えられなかった私の言い訳かも知れませんが。

設置する間隔

さて、次に間隔ですが、これは高さより難しかったです。
設置が壁に直でしたら約455mm間隔の下地を狙うことになります。
この455mmという間隔、ソリッドを1列に掛ける人には丁度良いのですが、フルサイズのアーチトップ愛好家には少し狭いのです。
具体的に言いますと、17インチボディですと幅が431,8mmとなり、17インチ同士だと隙間が約20mmしかありません。
下段にもう一列設置しないのであれば、あまり隙間は広すぎない方が凝縮感は出るのですが、ギター間は最低でも50mmは必要に感じます。それ以下の隙間でしたらギターを掛ける時、取り上げる時、結構気を使うかと。
お部屋の広さに余裕がある、そもそも数本だけしか吊らないなど、それぞれのケースがあるかと思いますので、まあ間隔はお好きに、ですが、繰り返します。ギター間は最低50mmは欲しいです。

ちなみに我が家の設置は520mm間隔に設定致しました。
これはノンカッタコレクションとして、Master400、Super400、New Yorker、Emperorなどにもギリ対応できるようにです。どこで誰がギターをくれるか分かりませんものね。笑
それでも18インチ同士になると隙間は70mmを切ります。

520mmという間隔、ソリッドを交えますとこれぐらい余裕が出てきます。↓

18インチが1本混ざるだけで結構詰まります。↓

最後に。

製品についてですが、実は今回のウォールハンガー導入、以前からお世話になっているギター店のご主人との会話がきっかけでした。

今から30年以上前、店を始める際に使わなかったものがあるけど使う?と声を掛けてくださり、有り難く譲って頂くことに。

そのお店は、私が初めて憧れのL-5に触れた場所でもあります。
壁一面に吊るされたアーチトップギター達を見上げながら、「いつかこんな空間を自宅にも」と漠然と思っていました。

ですので今回、単に壁掛けを導入したというより、昔憧れていた店の空気の一片が自宅へやって来たような、不思議な感覚があります。

壁掛けにしたことで、ギター達は以前よりずっと自然に視界へ入ってくるようになりました。

朝ふと部屋へ入った時や、夜何となく眺めている時、ケースに収められていた頃よりも、楽器が生活の中に近い存在になったように感じています。そりゃ当たり前なのですが。

勿論、埃や湿度 / 温度など、ハードケース保管の時より気を使う部分は増えましたし、繊細なアーチトップを吊るすことに未だ少し緊張感もあります。
実際、全部ソリッドや辻四郎だったらどんなに気楽かと思ったことさえあります。
それでも、壁に掛かったギター達を日々眺めている時間は、想像していた以上に満足度の高いものでした。

そして気が付けば、以前のようにハードケースを開け閉めする機会は随分減りました。
今は部屋へ入ると、そこに自然とギターが居るのです。

最後に忘れない内に商品選びについて大切な事を。
クラシックギターやワイドネック仕様のギターを吊る予定の人は、それに対応しているのかどうか、そこをしっかりとチェックしてください。
そんなアホな、と思った人、この度の私のギターハンガーはクラシックギターには対応していませんし、クラシックギターは地上のハーキュレススタンドの担当となりました。笑

おしまい。

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