Archtop Archive、アーチトップを標榜しておきながら過去に一度フラットトップギターを買い、その芳醇な響きにうつつを抜かした事がありました。
さて、こんな原理主義者のように振る舞っている私ですが、聴く音楽はジャズ一辺倒ではなく、クラシックが6、ジャズが3、その他が1という感じで、割とアーチトップギター以外の音楽にも触れております。
ただ、このところ、その他1割にあたるハードロック/ヘヴィメタルが楽しくて、何十年ぶりかにエフェクターなんかも買い、パワーコードをこれでもかと掻き鳴らしておりました。
30年以上前に買ったテレキャスで。
メタリカやメガデスのリフ、テレキャスでは若干音色に物足りなさを感じましたが、それでもザクザクとまあ楽しいこと。
さてと、高校時代によく聴いたヴァン・ヘイレンを奏でてやろうかという時、はたと気づいたのです。
あ、トレモロアーム.....
それに気づいてからはエディのギターソロがこれ見よがしに聞こえて仕方ありません。
アームすげぇだろ??って感じに。
という話を友人に話したのですが、そんな君にちょうど貰って欲しいギターがある、と信じられない話の展開に。
20年ほど前にライブで一度使ったが、それ以来ソフトケースに入れて放置、状態は悪くない。ただフロイドローズの調整が必要かもという情報にアーム初心者の私は一抹の不安がよぎったのですが、こんなチャンスはまたとないので、是非下さいとお願いしたギターがこれです。↓

ジャクソン・スターズ。
中信→山野時代のちょっとややこしかった時代のジャクソンですね。
こんな尖ったヘッド、初めて手にします。
しかもリバースヘッド。

ピックアップはEMG HZというパッシブタイプのハムが二発。
EMGというと81-85でビンビンいわせるのが本流かと思っていたので、こういった本筋ではない仕様、どんな音色なのか大変興味が湧きます。

弦の錆、切れ具合、放置ギターの雰囲気が滲み出ていますが、フレットの残りはほぼ満タン。
この程度のサビですと、みんな大好きフレットバターで一発とこの時は甘く考えていました。

フロイドローズ用の汎用パーツ一式をAmazonで取り寄せてもいいのですが、油で磨けばサビも目立たなくなるのでは、というケチな方針に舵取りをしました。
というわけで、GWの3日間を使ってボチボチに清掃作業をしました。
アフターです。↓

リバースヘッド、めちゃくちゃ弦巻き辛かったです。
これに慣れると今度はテレキャスと逆になるので痛し痒し。
それとロックナットですが、手間に見合う恩恵は未だ感じず。
このギター、そうそう軽いアーミングぐらいでは合わせた音程は崩れません。

大好きだったフレットバター、嫌いになるほど擦りまくって指は真っ黒に。
錆びたフレットを擦るにはもっと別のものがあったのではと、気づいた時は後の祭りという体たらく。
フレットバターが真っ黒けのドロドロとなり身動きが取れなくなったので、途中で新しいものを開封しました。
(何でも予備を用意しておく性格が幸いしました)
とりあえず完璧ではありませんが、目立ったサビは消えたのでこれでヨシということに。

フロイドローズの調整、少しバネを締めないといけない様に感じますが、ネックやらも安定してからボチボチに追い込んでいきたいと思います。

黒いボディは皮脂汚れが目立つなぁ、
というところまで綺麗になりました。
それに引き換え、指は真っ黒です。

というわけで思いがけず手に入ったジャクソンスターズ。
友人には本当に感謝です。
.....こうしてアーチトップ以外のギターがまた1本増えたわけですが、そのうち当ブログの記事カテゴリーに【背信行為】という項目が増えてしまいそうですね。
あ、今回のジャクソン、音や弾き心地などはまた別で投稿させてもらいます。
といっても、私の基準がテレキャスしかないので、その違いを簡単にお話しするぐらいです。
宜しくお願い申し上げます。
