Archtop Archive Buscarino Archive

Buscarino Guitar カタログ

Buscarino Guitar カタログ

私にとっての初めてのカスタムギターはバスカリーノでした。
今でしたら、インターネットで実際の演奏動画まで見る事ができますが、私がオーダーした2001年当時は、アルバムジャケットや雑誌の広告、書籍『BLUE GUITAR』のVirtuosoぐいらでしか見る事が出来ず、完成までの長い期間、このカタログを毎日の様に眺め、期待に夢を膨らませていました。

09020808

表紙です。大きさは国産ギターのカタログより一回り小ぶりです。
"f"ホールは実際のギターと同じく切り抜かれており、白木のプリントがされている裏側からも見る事ができます。

09020809

右側の写真は若かりし日のJohn Buscarino(ジョン・バスカリーノ)氏。

09020810

fホールから覗くBuscarino氏の眼差し...、表紙から飛ばしてきます。

09020811

中央の写真はリカーブの調整です。Buscarino氏は比較的浅めのリカーブを好みますが、それには理念があるようです。ボディトップに耳を傾けているのはタッピングでの最終調整ですね。

09020812

「The Artisan」整った木目の写真を使う事なく、ベースのままの掲載。そういう所にBuscarino氏の不器用さ誠実さが出ている思います。

09020813

「The Monarch」はBuscarinoの中核的なモデル、と紹介したかったのですが、我が国ではThe Artisanを見る事が多いように思います。ちなみにヘッドのインレイデザインはBenedettoからのプレゼントだという話です。そういえばThe Monarch"のヘッドの形はBenedettoそのものですね。

09020814

最上位モデル「The Virtuoso」です。ツリーオブライフが追い金なしで入れる事ができます。使用される材もマスターグレード! オプションてんこ盛りのThe Monarchより価格は上です。

09020815

7弦仕様を固有のモデルとして扱うのもBenedettoからの流れですね。しかしヘッドデザインのアレンジはBenedettoとは少し違うに見えます。こちらは少しThe Virtuoso風味です。

09020816

カーブドバックモデル。一見普通のフラットトップなのですが、バックが巷のフラットトップよりもアーチになっているのでしょう。恥ずかしながら実物を見た事は有りません。余談ですが、たまに「アーチドトップ」という表記を見てビクッとします。(このサイトでは「アーチトップ」表記で統一させて頂いております)

09020817

The Cabaretです。このキャバレーの特徴はなんといっても力木です。格子状に張り巡らされたラティスブレーシングはギター写真集でもしばしば登場します。

09020818

ツリーオブライフやウッドバインディング、built-inハムバッカーなどのオプションについて。右ページにはブルーギターも載っています。

09020819

ズラッと比較表です。家電のカタログでもよくありますね。最後のページには名刺が挟んであります。

Buscarino Guitar、音にうるさいアーチトップファンに特にオススメです。

-Archtop Archive, Buscarino Archive

© 2024 Archtop Archive